探偵うんちく「ボンベサファイア」_六本木探偵バーANSWER

ボンベイサファイア

ボンベイサファイア(bombaysapphire)

ジンをベースにしたカクテルは山ほどある。
カクテルの王とも言われるマティーニを始め、ジントニックやギムレット、ホワイトレディ、ジンフィズ、シンガポールスリング、トムコリンズ、ジンライムなどなど。
しかし今回は、カクテルの紹介ではなく、ジンそのものについて。

どのバーに行っても、メインとなるジンは大方決まっている。
ビーフィーター、タンカレー、ゴードンなど。
それぞれに個性はあるものの、比較的主張しすぎることなく、どんなカクテルにも使用できるものがメインで使われているだろう。
ちなみに探偵BARアンサーでは、タンカレーを主に使っている。
こちらについてはまた別ページでご紹介したい。
ジンの中で香りが卓越しているものがある。
今回ご紹介するボンベイサファイアだ。

他と比較しても抜群に良く、カクテルのみならずロックやストレートでもおおいに楽しめる。
始めて飲む方にとっては、こんなジンもあったのか!という驚きに包まれるだろう。
氷を満たして冷やしたグラスに注ぐ。
そこでステアをするだけで、香りがほわーっと広がってくるのが一番良い瞬間だ。

ジンの基本的な製法は、大麦、ライ麦、ジャガイモなどを原料として連続式蒸留で度数の高いスピリッツを作り、 これをボタニカルと呼ばれるジン独特の香気成分を引き出すものに通したのちに単式蒸留して作られる。
ボタニカルとはつまり、風味づけに使われる植物の種子や根、香草などのことだ。
一般的なジンのボタニカルは4,5種類の原料。
しかし、ボンベイサファイアでは10種類ものボタニカルを使用している。
しかもそれぞれの原料の使用割合や生産地も決まっている。
ボトルを良く見れば、原料が側面にエッチング加工されているのを見てとることができるだろう。
また、一般的なジンではボタニカルをグレーンスピリッツに通して香気成分を抽出するのに対し、ボンベイはヴェーパーインフュージョン法と呼ばれる方法をとっている。
この方法では蒸留中の蒸気をボタニカルに通すため、雑味成分が抽出されにくい。
これにより香り高く飲みやすいジンとなっている。

しかし当然スピリッツなので度数は高い。
ロングカクテルにしたいのであればリッキーやトニックなどあまり味の邪魔をしないものが良いかもしれない。
また、これを使ったマティーニにもバカルディ社が力を入れているとのこと。
公式HPにもレシピが記載されている。
ボンベイサファイア60ml+ノイリープラット5ml+レモンピール
かなりドライなマティーニになるが、ボンベイサファイア自体の味がまろやかであるため、そこまでキツく感じられない。

ただ、そのままロックも美味しい。
ロックは時間が経つに従って氷が解けて味が変化するのが一興であり、まさにこのジンに適した飲み方だと思う。
ストレートで飲むなら、ボトルごと冷凍庫で冷やしてトロっとした状態が良い。

また味や香りもさることながら、ボトルのデザインも美しい。
ボトルのみにとどまらず、様々な分野のデザインをサポートしているそうだ。
ガラスデザインや若手デザイナーのサポート、デザインコンペティションの世界大会の主催など。
デザインにこだわったボンベイサファイアの青く美しく澄んだブルーの瓶が、より美味しく感じさせてくれる。
女性や、ジンが苦手という人にもおすすめしたいジンである。

「お酒コラム」に戻る。

お問い合わせ

探偵バーANSWER

東京都港区六本木6-8-8ゴーディビル2F

電話番号

03-5772-9554

営業時間

19:00~翌05:00

定休日

日、月、祝

商標について
お酒コラム
探偵のお酒コラム

お酒にまつわる熱い思いを
コラムにしたためました。

管理栄養士
探偵BARには管理栄養士が居ます!

ツイッター始めました。

お問い合わせQR
お得情報満載のメルマガ登録はこちら!
mag@bar-answer.com

探偵バー登録HP
食べログ  ぐるなび

探偵BAR ANSWER all rights reserved