普段何気なく飲んでいるビールですが、その製法には様々なスタイルがあります。
日本の大手ビール製造会社などで作られているのは主に「ピルスナー」というタイプになります。
世界で作られているビールの9割近くがこのタイプのビールだそうです。
「ピルスナー」がどういう製法かということについてですが・・・簡単にまとめると
・発祥はチェコスロバキアのピルゼン地方(ピルスナーという名前はピルゼン地方から来ているそうです。)
・下面発酵
・色は淡い黄金色
・バランスが良く飲みやすい
そもそも、ビールそのものが上面発酵と下面発酵の2種類に大別されるのですが上面発酵は、20度前後で発酵、下面発酵は5度前後で発酵させた・・・という違いがあります。
高温で発酵させると、発酵に必要な時間が短く、また、酵母が上に浮き上がるので上面発酵と呼ばれています。
対して、下面発酵は低温でじっくり発酵させ、発酵の終わりごろに酵母が下に沈むのでそう呼ばれています。
上面発酵のビールは常温で飲むのが一般的。
下面発酵のビールは冷やして飲むのが一般的です。
「ラガー」という表記はみなさんも見たことがあるのではないでしょうか?
ラガーは下面発酵で作られた代表的なスタイルです。
上面発酵の場合は「エール」などが代表的。
ビールの分類には、他に自然発酵ビールなどもありさらに細分化していくと種類が多すぎて、分かりにくいものではありますが缶ビールや瓶ビールを飲まれるときに、ラベルや表示をよーく見てみるとちょっと面白さが広がると思いますよ。
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