最近ウイスキーのロックにはまっている。
BARで出されるウイスキーのロックスタイルは、基本的に手作りの丸氷を使用する。
そんな贅沢な飲み方も好きだが、せっかくBARで飲むなら少しでも手の込んだものを飲みたいと思ってしまう。
そこでウイスキーのカクテルを探していた時に巡りあったのが、今回紹介する「ゴッドファーザー」。
とりあえず神々しい名前。
注文する時、ちょっとかっこいい。
入っているものは、ウイスキーとアマレットというリキュールの二種類のみ。
アマレットはアーモンドの香りがするというが、私は味も香りも杏仁豆腐にしか思えない。
その杏仁豆腐がウイスキーと混ざることによって、よりウイスキーがおいしく感じられる不思議さ。
ウイスキーのお酒感が適度に緩和される。
お酒感があり過ぎてもパンチが効いてしまうし、なくなり過ぎても物足りなくなってしまう。
それをちょうどいい具合にしたのがアマレットという存在である。
ウイスキーのカクテルは他にもいくつかあるが、強く甘く感じられるのはこれが一番だと思う。
そしてウイスキー45ml、アマレット15mlをロックグラスに入れてステアするだけなので、自宅でも簡単に作られる。
見た目はウイスキーもアマレットも同じ色なので飴色になる。
このカクテルは「ゴッドファーザー」という映画によってできたもの。
「ゴッドファーザー」という映画は、アメリカで作られたイタリアンマフィアを描いた内容である。
家族の幸せを守るがために壊れていってしまうという、なんとも重い話。
ゴッドファーザーのカクテルが登場するわけではなく、この映画によって作られた。
よってアメリカのバーボンウイスキーと、イタリアで作られたアマレットの組み合わせが、本来の「ゴッドファーザー」だとか。
しかし、ウイスキーはスコッチでもバーボンでも決まりはないらしい。
私はスコッチ派。
ちなみにウイスキーではなく、ウォッカとアマレットで「ゴッドマザー」というカクテルになる。
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