探偵うんちく「マダムロシャス」_六本木探偵バーANSWER

マダムロシャス(Madame Rochas)

「マダムロシャス」このカクテルをご存じでしょうか?

恐らく都内にあるどんなバーでも、必ずといっていいほどある(又は作れる)カクテルなのですが、知名度は高くありません。
四国では、お酒を飲む人で知らない人はいないほど、超メジャーカクテルなのです。

その正体は、みんな大好き「カシスグレープフルーツ」なんです。
当然四国では多くの店で「マダムロシャス」と表記されております。

オーセンティックなショットバーのメニューにも「マダムロシャス」

居酒屋の飲み放題メニューでも「マダムロシャス」

なんでカシスグレープフルーツって言わないの?って思いますよね。
もちろん、命名されたにはちゃんと理由があります。理由については後ほど触れますが、多くの四国人は「マダムロシャス」を「カシスグレープフルーツ」だとは思っていないようです。
ちなみに「カシスオレンジ」は「カシオレ」で通じますし、中身は四国人も知っております(多分)。これは全国共通語のようです。

決して四国の人を馬鹿にはしておりません。
何を隠そう小生も四国で生まれ育ちました。地元をこよなく愛していますので、四国を馬鹿にする筈がありません。

ただ県外に行った四国の人は、旅行先などで何のためらいもなく、「マダムロシャス」と注文するのです。堂々と。
バーテンダーはその事を知りませんから、「なにそれ?」となる訳です。
勤勉なバーテンダーならばもしかして知っているかもしれませんが、所詮は小さな島国での出来事です。
すると当然四国人は「なんだこのバーテンは!マダムロシャスも知らないのかよ!」「モグリかよ!」と思う訳です。
それほど四国ではメジャーなカクテルということです。若者が飲むカクテルNO.1と言ってもいいほどなのです。
「俺、カシオレしかカクテルしらねーし」の様なお酒を初めて飲みだした若者でも知っているカクテルなのです。

良く飲み会などのファーストオーダーで「ビールのひとー?」と幹事様がまとめて注文を取る光景を目にします。
四国バージョンは「ビールのひとー?」の後に「じゃあ、マダムのひとー?」なのです。
いま思えば馬鹿みたいですが、ホントの話です。実話です。ビールとマダムで乾杯という流れです。

なんでこのカクテルがこんなに地元だけでメジャーになったのだろうか。
それはきっとネーミングによる所が大きいと推測します。
マダムと略称で呼びやすく、親しみもあり、それでいてお酒自体は飲みやすい。
女子の中では名前がなんかセレブっぽくカッコいいというのもあったのではないでしょうか。マダムだけに。
恥ずかしながら実際に私も良く飲んでいましたが、なんて単純な人達なのでしょうか。

しかし、改めてネーミングの大切さには気づかされます。
もちろん我々もネーミングにはこだわりがあります。日々どんなお酒か色々想像を抱かせるようなカクテルを模索して生まれたのが現在のアンサーオリジナルカクテルです。
探偵バーという、非日常な空間にピッタリなカクテルばかりになっております。ご来店の際には是非色々妄想を膨らましてお考えください。きっとご期待に応えられると思います。

お気づきの方もいるかも知れませんが、一応「マダムロシャス」とは香水の名からついた名前ではあります。
話すと長くなりそうなので、詳しい由来はお店でお会いできたらお話しします。

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