普段、BARと当たり前のように使っていますが、酒場を何故BARと表現するのでしょうか?
ふっと疑問に思ったので今回はBARの語源について。
ずばりアメリカが語源のようです。
時代は私達が良く映画等で目にする西部劇の時代。
1840年代、アメリカがゴールドラッシュでわくあの時代です。
ガンマン、早打ち、抜き打ち、馬、カウボーイ、保安官、ロープ、テンガロンハット。
風が吹く荒野、足元を転がる何か(あれはなんなんでしょう?ゴミ?木くず?)、そして一騎打ちによる決闘。
そんな映画によく出てきません?
荒くれ者どもがクダを巻いている両開きの木のスイングドアが設置されている酒場。
あれがBARの原型のようなんです。
つまり我々はBARの初期スタイルを映画等で既に目にしていたのですね。
では何故BARと呼ばれるようになったのか?
BAR=横棒。
横棒が3回出てきます。
1、時は西武開拓時代。
お酒の量り売りをしていた酒屋さんは当然ながら荒くれ者たち相手の商売となります。
キャッシュオン形式の支払い方法にもかかわらず、酔っぱらった荒くれ者たちは店員にお金を払うことなく直接樽からお酒をついで飲んでしまう。
これに困り果てたお店側が酒樽とお客の線引きとして設けたのが木の横棒=BARです。
つまり現在のカウンターの原型です。
ちなみにこのカウンターを海外ではBARと呼ぶそうです。カウンターというのは日本だけ。
だからBAR=カウンター形式でお酒を呑めるお店の事。ということらしいです。
2、西部劇を見ていると、馬でBARにやってきた保安官や荒くれ者たちは、店の前に馬を繋ぎとめていますよね?
あの馬を繋ぎとめる横木を指してBARと呼ぶようになった。
3、時代が進み2の横木が必要なくなった際、とある酒場の店主がこの横木を捨てずにカウンター下に設置した。
つまり立ち飲みスタイルの際、足元に木の横棒があった方が片足を乗せられて楽ちんですよね。
この横棒を指してBARと呼ぶようになった。
この3点が有力候補のようです。
今回はBARの語源を調べて西部劇に辿りついてしまいました。
探偵と西部劇。
なかなかシュールな組み合わせです。
どちらも根強いファンがいるという以外共通点がありませんね。
あ、酒場が似合うという点がありましたか。
下戸の私はカウンターでコーラを注文するのであまりに会いませんが。。。。
久々に映画でも見たいなと思ってしまった佐久間でした。
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